基本理念|スポーツマウスガードの目的
第7章
運動時における転倒や落下、選手同士の衝突、ボールや運動器具の衝突による歯牙の破折、頭部への強い衝撃による頚椎捻挫、脳震盪等、この様な運動時の事故は少なくないばかりか誰にでも起こりうる事なのです。
永久歯は、破折し失ってしまうと、もう二度と元には戻りません。
とりわけ顔面や頭部における事故の影響は、精神面に強い恐怖心となって、回復までに相当の時間を要します。回復したと思っていても事故時と同じ様な状況に遭遇した際、以前の経験がフラッシュバックしてしまい、積極的なプレーが出来なくなってしまいます。
この影響はまだ身体的・精神的成長過程の子供達にとって、機能面だけではなく精神面における悪影響は大きいのです。
衝撃から、頚椎、頭部を守り、脳震盪を軽減させる為にはマウスガードが必要なのです。格闘家がマウスガードを何よりも大切にしてるのには、命を守ってくれていると、実感しているからなのです。
では、脳震盪の軽減とはどんなメカニズムなのか?
脳は頭蓋骨の中で水の中の豆腐の様な状態です。硬い頭蓋骨や硬膜、髄液等により衝撃が直接脳に伝わるのを防いでいるのです。
そこに強い衝撃が加わると頭部が衝撃を防ぎきれず大きく揺れて、脳が壁にぶつかって脳震盪を起こしてしまいます。
その頭部を支えているのは、首や肩の周辺筋肉群です。
SMGを装着する事により衝撃を受ける瞬間に強く噛みしめ、筋肉のバランスのとれた理想的な緊張が頭部の揺れを出来る限り小さくし脳震盪を軽減させます。
正しく上下の噛み合わせのある製作されたSMGは強い衝撃から脳や歯牙を守り、選手の生命を守るものなのです。
また、マウスガードに用いられる素材によっても、衝撃吸収力に差があることがわかりました。
市販の物やカスタムメイドでも今まで主流だった素材は、EVAとよばれる酢酸ビニル系です。独特の臭いや味がしてしまうほか、発がん性も否定出来ません!当社ではポリオレフィン系のMG21というマウスガードの為に開発された素材を使用しています。無味無臭で発がん性は無くアスリートの健康とマウスガードに求められる機能を発揮し、調整の自由度を考慮した素材です。この二つの素材の衝撃吸収実験で、MG21の方が高い衝撃吸収力を示しました。
参 考 文 献
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